本部長のひとりごと

気持ちのメンテナンス。

2016.09.17
本部長のひとりごと

 暑すぎた今年の夏もどうやら終わりのようで、少し涼しく感じる時も増えてきました。

 おかげで、夏の間心なしか元気がいまいちのように見えたベランダの花も一部復活してきています。私にとっては、ささやかな喜びです。

 

 先日、若い頃に一緒に仕事をしていた仲間と数年ぶりに再会し、お互いの近況を話し合ったり、情報交換をしたりと、不思議なもので10年近く会ってなかった人とも数分も経つと昔の感じで話していました。一緒に苦労してきた仲間との再開は時間の経過をある種、忘れさせてくれます。そして、ささくれだった気持ち(もちろん普段はそんな気持ちをこれっぽっちも表情にも態度にも出さないように心掛けていますが、でも、それが精神衛生上は良くないのかもなぁ・・・、って思うこともあったりして。)を一時的でも癒してくれます。不思議な感じです。

 

 何年たっても苦楽を共にしてきた仲間っていいものです。

 

 そんなことを思いながら、ふと思ったのですが、私たちの事業所を利用している皆さんは、どうやって気分転換したり、気持ちを癒したりしてるんだろうかと・・・。

 

 それぞれ友達とカラオケに行ったり、おしゃべりしたり、LINEとかSNSでつながっていたり、もちろん、それぞれの方法で気持ちをメンテナンスしている人もいますが、ふだん利用者の皆さんと接していると、「話すのが苦手で、もやもやしている。どうやってそのことを伝えていいか判らない・・・。」、「僕のことも見て欲しい・・・。」、「ぼく、(私)頑張ってます(ほめて~!)」等々、色々声をたくさん聴きます。

 

 自分の想いを整理できずに、話があっちに飛んだり、こっちに飛んだりして、要領を得ず苦労している人もいますし、そもそも自分の言いたいこと、ストレスを声にして外に出すことが苦手な利用者の方もいます。

 

 私自身が仲間がいることで、何度も救われてきたし、色んな人に支えられて今日の自分が存在していることは強く感じている。それに大切な人、信頼できる人がいることで、色んなことを乗り越えられてきたことは幸運だったとも思うし、感謝しなくちゃって本当に思う。

 

 だから、日頃、ワークプロジェクトでは作業の関係で時間に制約があったり、忙しすぎて気持ちに余裕を持てないこともあるけど、そんなことを言い訳にしないで、就労するうえで必要なスキルだけではなく、気持ちを受け止められる。気持ちを癒すことが出来る。時には勇気を出すきっかけを作ったり、目標に向かっていく気持ちを引き出せたり出来るようにしたいと改めて思います。

 

 簡単ではないけど、みんな一人じゃない!利用者の皆さんも、ご家族の皆さんにも、みちしるべのコーチがいるから大丈夫!!って信頼して思ってもらえるようにやっていきたい。いや、やらなきゃいけないって強く思います。少しの気遣いがあるだけでも随分違うかも・・・。(もちろん、傾聴力や問題解決力が必要なのは言うまでもありません。)

 

 だって、私も周りの人にそうしてもらって今までやってこれたし、それをしなきゃ、私たちの存在意義はほとんどないに等しいと思うからです。

 

 気持ち次第で、見える景色が変わってくる。ちょっとした一言で傷つくこともあれば、ちょっとした一言で気持ちがスーッと晴れやかにもなれる。不思議なものです。

 

 

 

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