所長のひとりごと

何度でも・・・

2011.11.17
所長のひとりごと

 

 当然のことながら、毎日色々なことがあります。

 

 最近は、上半期の業務報告をメインに理事会が開かれたり、就労者のご家族が情報交換をする「みちしるべの会」が開かれたり、もちろん現場でも予想外のことがたくさん起こります。

 

 ある現場が昨日まで、「納期が間に合いそうにないので、各現場の作業が終了してから、夜間来て助けて欲しいんです。」と言われて、その手配や調整をしていたのですが(この時期になると職員は休日や夜間の作業に駆り出されることがたまにあります。)、

 

 それが、今朝になってそこの責任者の職員より「やっぱり作業の応援は必要なくなりました。」

 

 私 「なぜ???」

 

 責任者の職員 「あるスタッフ(利用者)の対応について、作業を止めてでもケース会議をしたいんです。」

 

 状況を詳しく聞くと、家庭での出来事、現場での言動などについて、職場全体(チーム)で取り組まないといけない状況だってことだけは、はっきりとわかりました。

 

 これまで、企業内に作業スペースを借りて事業を行っている私たちとしては、どうしても出来るだけ関連企業と対等な関係を築くために作業を最優先にしなければと、“木を見て森を見ず”みたいになりがちな時もありますが、やはり私たちの存在意義がどこにあるのか、誰のために、何のために仕事をしてるのか、目指すものを見失わないようにしなければと思います。

 

 ただ、状況を聞く限りでは、その対応が簡単に見えてくるとは思えないし、短期間で取り組むことではなく、かなり粘り強く対応しなければと思います。

 

 利用する方の可能性を引き出すというのは、支援がないと難しい(支援が有ることで可能性が見えてくる)方に対してこそ私たちが諦めないでチャレンジすべきと本気で考えています。

 

 口で言うのは簡単で、実際は試行錯誤の繰り返しかもしれません。 

 

 でも、「どうせ・・・」とか、「だけど・・・」とか、「同じことを繰り返すだけだから・・・」なんて、私たちの職場では決して聞かれないようにしなければ。

 

 “ ローマは一日にして成らず ”

 

 京セラの創業者、稲盛和夫さんが、こう言われていたのを思い出しました。

 「この世の中に失敗っていうのはないんだ。失敗というのは、チャレンジを諦めたとき、それを失敗という。100回でも200回でも続けていれば失敗ではない」

 

 こんな時にこんな歌はいかがですか!

 DREAMS COME TRUE 「何度でも」

 ♪ 10000回だめで へとへとになっても 10001回目は 何か 変わるかもしれない ♪

 ♪ 10000回だめで 望みなくなっても 10001回目は 来る 

      明日がその10001回目かもしれない… ♫ (歌詞の一部抜粋です)

 http://www.youtube.com/watch?v=_PRzpqbcc-s&feature=related

 

 

 

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