所長のひとりごと

2018

2018.12.18
所長のひとりごと

 もう12月です。遠い過去の出来事のように感じることもありますが、今年の夏は例年にもなく災害級の暑さと言われたくらい暑い日が続き、台風の雨風の強さに多くの影響が出て異常気象だとか地球温暖化だとか言う人もたくさん現れ、少し前まで今年の冬は暖かいなんて言っていたものの、気がつくといつもの12月の寒さを感じ、今年も早いものでもう1ヶ月もありません。

 

 ある人が「時間が過ぎるスピードは年齢に比例するんだよ…、」なんて言っていました。例えば20歳の人は時速20kmのスピードで日々は過ぎていくんですが、60歳の人は時速60kmで日々が過ぎていく感覚だという意味のようです。 どうりで年々、年月が過ぎ去っていくのが早く感じて、私の現在の日々が過ぎ去るスピードもずいぶん上がってきました。(気持ちは若いつもりなんですが、時間が進んでいくことには逆らえません・・・(-_-;))

 

 そんなこんなで2018年もあとわずかになりました。今年もいろんな経験をさせていただいた1年でした。

 

 今年の4月には平成20年に施行された労働契約法の適用が始まったことにより、有期労働契約を結んでた方で5年を超えて本人の申し出があると無期契約に転換できるようになったり、障害者の雇用の促進法等に関する法律(障害者雇用促進法)の改正により法定雇用率が引き上げられたこともあってか、障がいのある方を取り巻く雇用環境がいろんな点で大きく変わった節目の年だったような気がします。

 雇用の機会が広がると仕事を探す障がいのある方と、企業との需給バランスも変わり、そうなると就職後の環境整備、合理的配慮の考え方等にこれまで以上に着目されている中、就職後の職場適応促進の必要性と難しさをこれまで以上に実感しすることも増え、

 また、運営面からも訓練等給付の報酬単価の見直しがあり、同様の福祉サービスを提供する事業所も増え、事業所に求める利用者の皆さまのニーズも多様化する中、今後の事業所運営のあり方がこのままでいいのか、方向性がどうあるべきか、いっぱい悩んだ年でもあり、そんなこんなを考える中で、そもそも一人一人の支援力をどう高めるのか、課題解決力をどう養うか、中長期的に組織の継続性をどう維持していくか…etc。課題がどんどん浮き上がり、その課題解決に向けて具体的にどうするのか大いに悩んだ年でもありました。

 

 まだまだ力不足で出来得ることは限られていますが、脳みそに汗かいて考え、誠意を持って対応していきたいと思います。

 

 2020年には東京オリンピックもありますし、(私の夢の一つはバスケット本場NBAの選手の本気プレーを生で見ることでしたので、ひょっとしたらアメリカまでいかなくても見られるかもしれません!)2025年には大阪万博が開催されることが決まりました。1970年の大阪万博経験者(当時は小学生でしたが)の私としては、どんな未来社会を見ることが出来るのかけっこう楽しみなんです。(その未来社会を享受できるのかは分かりませんが…、)

 みちしるべ神戸もこれから未来に向けてどんなケミストリーを生み出せるのか楽しみです。

 

 そういえば、昨日、NHKで今「ボヘミアン・ラブソディ」(「Bohemian Rhapsody」)という映画が思いもよらず流行ったからか、クイーンのメンバーに単独インタビューしていたのを放送していました。(この映画に関してコメントしようとすると、そこいらのネットの記事より詳しくお話する自信も、そんじょそこらのライターよりも深ーく掘り下げたことを各自信もあるのですが、ついつい長くなってしまうので、ここでは触れないでおきます。)

 

 そのインタビューでギタリストのブライアンメイ(Brian May )が言ってたんです。とある国の大統領の 「かるた」 さん、いや、「トランプ」さん(;^ω^)のナショナリズムを批判するように、

 

 いまの世界的な閉鎖的で偏見に満ちて 隣人との壁を築こうとする態度について、「世界に壁じゃなく、橋を築きたいんだ」

って言ってました。 

 やっぱり、「つながり」は大切にしたいです。

 

 今年も皆さまに数々の助言をいただき、たくさん助けていただき感謝の気持ちでいっぱいです。ブログだからちょっと言葉を盛って書いているわけではありません。本当にそう思っているんです。今年も一年お世話になりました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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