所長のひとりごと

2012年

2012.12.12
所長のひとりごと

 

 今年もあと残り3週間を切り、何だか慌ただしいです。

 

 今年を簡単に振り返ってみたいと思いますが、今年は政治が混乱する中、中国、フランス、ロシアなどで指導者が変わり、日本では、政党が乱立し、経済施策、エネルギー問題、社会保障に関する将来設計、憲法問題、領土問題など、今後の日本のあり方に当然影響を与えるだろうと思われる争点がたくさんある中、もうすぐ選挙です。

 

 これらの問題には、言いたいことが山ほどありますが、法人のサイトの一部でもありますので、ここはあえて私見は控えておきます。

 

 また、ロンドン五輪での日本選手の躍進、サッカー選手の海外での活躍、ノーベル生理学・医学賞を、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製した京都大の山中伸弥教授が受賞する等、明るい話題もあり、他にも、いじめ問題(それに対する対応問題)や色々な事件がありました。

 

 そんな中、みちしるべ神戸では、就職状況も例年と比べましてもわりと順調でした。また、今年の8月に2ヵ所の実習先から撤退したことで、作業工賃収入のダウンも危惧していましたが、2ヵ所の実習先から撤退したにもかかわらず、全体の工賃収入は昨年同時期比をやや上回る結果になりました。

 

 これは、就労移行支援サービスで就労を目指すとともに、就労継続支援B型サービスを併設している私たちとしては、工賃収入のアップもしっかり目指してきた結果が数字で表すことができたのは、本当にスタッフ(利用者)、そのご家族、もちろん仕事をくださった関係企業の皆様のおかげと感謝しています。ありがとうございました。

 

 そして、みちしるべ神戸も7年目になり、今年は “有言実行” を合言葉に業務のブラッシュアップを目指して来ましたが、まだまだ道半ばです・・・。

 

 昨日も「障害者に雇用の機会を!」第4回研究会(SCEP)に参加して、次々と新しく福祉サービス事業所が出来る中、先駆的な取り組みをしっかりした仕組みを考案し、取り組んでいく法人、ユニークな取り組みを実践する法人など様々な法人のプレゼンを聞く機会がありました。

 

 そんな中、これまでの取り組みを踏襲しているだけで、出来ないことの言い訳に終始しているようなお話をされているところもあり、世の中(状況)が変化し、法律も変わり、利用する方々の価値観や背景が変わる中、私たちは考え方の根幹であったり、いつの時代も必要なことはブレずに継続していきたいと思いますが、常に “今” 何が求められ、何が必要なのかを見失わないように、まかり間違っても “今、そこそこ出来てる” なんて勘違いしないようにしなきゃって改めて謙虚な気持ちを再確認する必要性を感じています。

 

 そういえば、あのウォルト・ディズニーは “ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り成長し続ける。”
 

 なんて言ってたようです。(私が思っていいることとは次元が違いすぎますか・・・(^_^;) )

 

  

 でも、来年も現状に満足しないで、常に何かを生み出せたり、成長できるようにしたいと思います。

 なぜなら私たち、まだまだ成長過程のさなかにいるわけですから・・・。

 

 それから、この想いを今だけでなく、ずっ~と持ち続けたいし、出来れば法人全体で持ち続けたいです。

 

 

 そして、来年の話になっちゃいますが、4月に行う予定しています “『働く力』の集い” (みちしるべ神戸から就労した人をお祝いしたり、激励したり、一年間の事業報告を行う会なんです。)ですが、日程やテーマが決まりましたので速報です。

 

 日時 : 平成25年4月24日(水) 午前中です(確定しましたら改めてお知らせします)

 場所 : 兵庫県看護協会 ハーモニーホール

 テーマ : “ 経験が生み出す可能性 ” ~みつけた・できた~

 

 まだ、準備中ですので、詳細が決まり次第、改めてご案内しますが、一人でも多くの方にご覧いただければ嬉しいです。よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

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