所長のひとりごと

一期一会

2013.11.15
所長のひとりごと

 

 少し前の週末に上京する機会があり、久しぶりに個人で(みちしるべ神戸で行う旅行の引率ではちょくちょくありましたが。)飛行機に乗って行ってきました。

 

 この時は私の体調が最悪の時で、それが影響していたのか、そもそも私の感じ方が悪かったのか、ひょっとして私の元々の見た目の印象があまりよろしくなかったからか理由は定かではありませんが、何かと言うと、会う人会う人が何だか感じ悪かったんです。

 

 まずは、飛行場で荷物を預ける時にカウンターで荷物を受け取る人は無言のまま(目を合わすことすらしません)、そして荷物にシールらしきものを貼ったあとで、カウンターの奥側へ “ドスン!”

 

 いくら電子機器類、割れ物は入ってないって言ったものの、それを見た瞬間私の気持ちも “ドスン!” と少しへこんでしまいました。

 

 そして、飛行機に乗った後も(ちなみに最近よく聞くLCCではないですよ)CAが無表情で、昔はスチュワーデスと言えばちょっとした高値の花のような存在で一部の人にとっては、あこがれの職業でもあり、いつも笑顔で上質のサービスを提供していたイメージがあったのに、何だか乗客に心地よい乗り心地を感じてもらうっていうより、黙々とマニュアルにそって必要な業務をこなしてるって感じで、ある意味ビジネスライクで合理的な感じもしましたが、何だかどんよりした気持ちに・・・。

 

 そして、宿泊したホテルではカードキーでドアの施錠をする仕組みになっていたのですが、途中でなぜかカードが反応しなくなり、当然フロントへその旨を言いに行くと・・・。

 

 私 : 「あのカードが反応しなくてドアが開かないんですが」

 

 フロントの人 : 無言でカードを受け取りカードを機械に通し「問題ありませんが」の一言。

 

 私 :  唖然 (「じゃ、その問題ないカードで開けてみろ!」って言葉をぐっと飲み込んで)

      「おかしいなぁ、ではどうしたらいいんですか?」

 

 フロントの人 : しばらく無言・・・。 しばらくして「では “一応” 新しいカードを作ります。」

 

 私の顔も見ずにカードを目の前に差し出してきました。

 

 これで、部屋には入ることが出来たのですが、フロントでのその場の空気的にはカードキーを使ったことのない田舎者でも相手にしているような感じもし、結構名の知れたホテルだったのにモヤモヤした気持ちに・・・。

 

 滝川クリステルがオリンピックのプレゼンテーションで言ってた “おもてなし” の気持ちはこの日本からなくなりつつあるのかぁ・・・。(ちょっとオーバーですが)なんて思ってしまいました。

 

 でも、グローバル化が進む中で、航空会社もホテルも効率化を進めざるをえない状況は随分前からあり、そもそもサービスが過剰すぎるといった声も聞いたこともあります。全体的に余裕がない側面があるのは事実でしょう。たまたまだったかも知れませんが体調の悪かった私はメンタル的にも満たされない数日を過ごすことになりました。

 

 

 なんて、全て相手に問題があるようにその時は思いましたが、そういえば、そもそも決して普段からそんなに、にこやかではない上に最近余裕が無く感じ悪かったのはむしろ私だったのかもと今頃になって少し反省しています。

 

 もし、東京で私の態度で気を悪くした方すみません。(今頃言っても遅いか・・・)

 

 

 

 

 

 

 

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