所長のひとりごと

方向性を考える 〈10年目の区切りにあたってPart2〉

2015.07.12
所長のひとりごと

 だんだん、暑さが厳しくなって来たような気がします

 

 年々、年と共に体力が低下していく私にとっては・・・、と言いたいところですが、年々体力も精神力も増して

いっているような感覚の私(これって年齢を考えるとかなり変かもしれませんが、自分の中ではそう感じて

いるのでしかたありません。)なのですが、平均的な就業している人の年齢を考えると私がバリバリ働ける

のもあと〇〇年くらいかなんて考えますし、しかも気持ちなんかいつ切れるかなんて誰にもわかりませんし、

いつ大病を患うかなんて預言者でも判らないでしょう。そうなると、あれも出来るようにしなくちゃ、これも作り上げて

行くにはこんな準備が必要だなんて、頭の中は色んなことで妄想していることが少なくありません。

 

 基本的に過去を振り返らない(振り返れない??)私としては、法人設立10年目を迎えるにあたって、これまで

の感謝の気持ちを改めて確認することは忘れませんが(これでも私は一度恩義を感じたらいつまでも忘れない

けっこう義理堅い性格なんです。なので男同士の友情とか絆を描いているハードボイルド小説も結構好きなんです)、

 

 今、法人内部では今後の法人が目指す方向性について議論しているところなんです。

 

 色んな組織の運営方法があって、まず、経営者が方向性を示して、その方向性に基づいて具体的に事業に創意工夫を

ほどこし、肉付けしたりアレンジし、それぞれの役割をはたしながら実行していくところが多いんでしょうけど、みちしるべ神戸

では、一度みんなで考えてみようってことで、今議論しています。

 

 いざ、意見を出し合うと、考える視点、そのスパン、目指す物(環境的なことなのか、支援のあり方なのか、資質的なことなのか、

中には職員の待遇面に関することだったり・・・。)、本当に様々です。

 

 私たちは支援の現場において個性や意思を大切にするとか、多様性を尊重するとかよく言いますが、職員間の

意見交換の場においては、ついつい自分の意見と違うスタンスとか、違う答えを返されるとちょっとイラっとしてしまうことが

あります。

 

 もちろん、そもそも的外れな意見だったり、それって、これまでの人の話聞いてた?って感じる時は「あのなぁ・・・」って

言いたくもなりますが、本当は自分にとってたとえ的外れな意見であっても、スタンスが違っていても、その違いから価値を

見出すことで組織の力を向上させることが出来たら活力のある職場を作ることができるかも。

 

 それには、ファシリテーターとしての力もキーになってきますし、個々の職員が批評(批判)するのではなく、女子サッカー

なでしこジャパンに見られたようなハードワークを怠らないで、言うだけでなく実行することが当然必要です。(もちろんその後の

検証も重要です。)

 

 私の中では方向性は、ほとんど定まっています。

 

 でも、顔を合わせて議論することで色んなことを感じたい(感じて欲しい。)、その上で、日頃の仕事の場でその方向性を軸に

考えていきたい(考えて欲しい)。

 

 そうすることで、「スタッフ(利用者)に良い支援ができる」ことにつながるはず。

 

 もう少し具体的な話は、今後このブログでも発信していきます。

 

 話は全然変わりますが、昨日とある特別支援学校の皆さんとフォークリフトの講習を受けて、見事?!(自分で言うのも

なんですが・・・)最大荷重1トン未満のフォークリフトなら乗れる免許を取得しました。ご用の方はいつでもどうぞ

フォークリフトphoto

 

 

 

 

 

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