所長のひとりごと

2011

2011.12.27
所長のひとりごと

 

 今年もいよいよ押し迫ってきているのに、季節感をあまり感じなくなってきています。(なぜなのかなぁ??)

 

 ありがたいことに、12月は日曜も祝日も関係なくどこかの現場が稼働しているように、景気が低迷し、先行きの不透明感もある中、作業量は充分に確保していただき(中々程よい作業量の発注はなく・・・(-_-;) まぁ、これも贅沢な話です。)その予定された作業をこなことで充実した日々を過ごしています。

 

 そして、今、各現場では今年を振り返り、来年における計画であったり、方向性などについて話し合いを始めてもらっています。

 

 私は、この振り返るといった行為がとても大切だと思っていまして、そこからさまざまな気付きや学びを得る事、またそれらを経験値として積み重ねながら柔軟なアイデアを出していくことの繰り返しがとても効果的と思っています。(いわゆるPDCAサイクルの考え方です。これが、頭では判っていても日々の忙しさに追われて中々出来ないのも現実です・・・。 でも、出来ない言い訳を並べても何も変わりませんので意識して“We are 有言実行”でいきたいものです。)

 

 そんなわけで、2011年を簡単に振り返ってみたいと思います。

 

 今年は、4月よりワークプロジェクトの定員を20名増やし、利用者の方の在籍は130人~140人の間を推移していました。作業による工賃収入も対前年比約1.5倍になり、就労に向けて実地トレーニング、様々な経験をしていただける環境は充実しつつある感はあります。

 

 また、今年特に力を入れましたのは、スタッフ(利用者)向けの講習会でした。

 

 内容は、地域の中でのルールやマナーについて体験講習をしたり、パソコン講習、生活全般に視点を置いたものであったり、気持ちを伝える、コミュニケーションの取り方を伝えるコースが有ったり、パソコン講習、就労への意欲向上を目的として、お金に関する内容など幅広く、様々なコースを計画的に実施しました。

 

 どうしても、作業をこなすことを通じて色々な取り組みを行うことが中心になりがちでしたが、作業だけではなく、幅広く色々なことをお伝え、また体験してもらえるカリキュラムを用意しました。

 

 そして、これらのカリキュラムを実施するには、まさにコーチ(職員)の経験や力量が試される内容ですので、コーチも自分磨きを怠るわけにはいきません。

 

 また、就労者の数も昨年より増加し、就職そのものが困難な時に実績を着実に積み重ねることが出来、定着状況も良好です。

 

 その他、神戸市東部地域就労推進センターの相談・就職状況ともに順調でした。

 

 全てが上手くいったとは言い切れない部分も、もちろんあり、反省材料も山ほどありますが、スタッフ、そのご家族の皆さま、関連企業、行政機関の方々、その他関係する全ての方々の皆さまのおかげだと痛感しています。ご理解とご協力には改めまして感謝し、お礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 今年の取り組みも含めて23年度におけるみちしるべ神戸の活動内容を情報発信します恒例の『働く力』の集いを来年4月25日(水)に予定しています。(担当コーチを中心に現在準備中です。)

 

 今年のテーマは

 

 WE ARE “有言実行”

    ~ みつけよう私の『ほっと』 つくろうあなたの『ほっと』 ~   です。

  

 詳細については、改めてご案内致します。これから福祉サービスのご利用を検討される方、みちしるべ神戸でどのような取り組みをしているか、よかったらご覧いただけませんかm(__)m

 

 たくさんのご来場を心よりお待ちしています。

 

  

スタッフの方で来年の干支で私の似顔絵を描いてくださいました。

  

                                    

 

 

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